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Amazon輸出ツールを使っても商品が売れないのは何故でしょう?
これまでにAmazon販売に関する
様々なツールを販売先や状況に応じて
有料、無料を問わず
紹介して参りました。
販売先としては主に3つです。
- Amazon輸出
- Amazon輸入
- Amazonせどり(国内)
状況と言いますのは
Amazon輸出入を各工程別に分けた
以下の様な分類です。
更には、PCで使用できるものの他
iPhoneやAndroidといった
スマートフォン等の端末でも使える
Amazonツールに至るまでを
紹介してきましたが
実際にそれらのツールを導入された方は
販売状況としては如何でしょうか。
Amazon輸出入ツールを
導入しているにも関わらず
売れない状況に直面している方は
ここで一度、売れない原因を
考えてみる必要があります。
事前準備ができていなければAmazon輸出で商品は売れない
まず、このサイトで紹介している
有料版ツールに関しましては
名の通ったツールが比較的多い傾向にあります。
つまりは、ユーザ数もそれに比例して
多いということになります。
商品リサーチで考えてみましょう。
大多数のAmazonツールユーザが
同じマニュアルを読み
その方法に従って商品を検索すれば
Amazonマーケットプレイスは
どうなるのでしょうか。
恐らくは酷似した商品で
溢れ返るはずです。
これでは結果として
需給のバランスから
売れないことは明らかですので
そもそも人気すぎるAmazon関連ツールの
使用を避けるか、使い方を工夫する等の
方策を考えなくてはなりません。
このことから言えるのは
売れる売れないの結果は
ツール選択の段階から始まっている
ということです。
その他には
商品リサーチツールで
利益を見込めそうな商品を見つけた際
直ぐに飛びついてしまっては
売れない状況に追い込まれます。
ここでも事前準備が必要です。
価格差だけで仕入判断を行うのではなく
最低でも「競合販売者の数」と
月間の「販売予測」は調査するべきです。
何故、この2つの指標かと言いますと
仕入れる数量を決定する為には
- 予測販売数/競合販売者数
この計算式が必要になる為です。
まず、月間における予測販売数は
外部サービスの「モノレート」から
調べることが可能です。
仕入候補として商品が上がれば
その商品の「ASIN」を使って
検索に掛ける癖を付けてください。
モノレートの使い方は
以下の記事の「グラフの読み取り方[売りたい]」欄を
参照してください。
次に競合販売者数ですが
ここはFBA販売に限ってお話し致します。
ですので、「競合」販売者として
FBA以外の形態で販売していると思われる
販売者はカウントする必要はありません。
具体的な判断方法は
「Prime」「FULFILLMENT BY AMAZON」
これらの表記がない販売者は
全てFBA販売者ではないということです。
サンプルページでFBA販売者を確認
そして、ここからが競合販売者の
カウント法ですが、FBA販売では
ショッピングカートの取得を目指しますので
現在のカート価格に対して
「プラス1% ~ 3%」の価格帯を示している販売者を
競合者としてカウントします。
理由は、自分がこの価格帯を
キープできていれば、自ずと順番に
カートが回ってくる為です。
その範囲外のFBA販売者は必要ありません。
これで商品仕入の事前準備は
整いますのでこの2つの指標をもって
売れない状況を回避してください。
Amazon輸出ツールを買うだけでは売れない状況は改善しない
Amazon輸出ツールを
コレクションしている方は
大勢いると聞き及びますが
そのことに満足感を抱いているなら
その状況はややまずいかもしれません。
ツールがAmazon輸出ビジネスを
代行してくれる訳ではありませんから
そのままでは、売れない状況が
恒常化してしまいます。
常に「学び」が必要と悟りましょう。
まず、Amazon輸出とは物販業ですので
商品を買ってくれる顧客がいて
初めて成り立ちます。
つまりは、顧客の趣味趣向に合わせて
商品を選定すれば、売れないはずが
ない訳ですね。
ですが、顧客は人間ですから
トレンドは常に変化していきますので
それに適宜対応していかなくてはなりません。
その他にも、この月は売れやすく
この月は売れにくい(売れない)といった
季節性も関連してきますので
顧客心理と合わせて予測するのは
難しいはずです。
ですが、Amazon輸出を
ビジネスとして継続していくのなら
学ばない選択肢はないと思ってください。
この意識を持つことこそ大事ですが
何も、自力で調査するしか
方法がない訳ではありません。
トレンド分析に特化した
Amazon輸出ツールの手を借りても良い訳です。
先ほど、顧客のトレンドは
変化していくと言いましたが
同時にトレンドというものは
ある周期で繰り返されます。
その傾向を基に
オークファンプロやTERAPEAK等の
相場分析ツールで代替します。
学ぶことは絶対条件と言えますが
その上で、代替できる部分を
ツールに任せることが
合理的にビジネスを運ぶ上で重要となります。
完全に売れない「Amazonアカウント凍結」とは
商品リサーチツールの利点とは
利益を生む可能性を秘めた商品を
短時間で大量に見つけられるところにあります。
そこから一括出品に
繋げるのが一般的ですが
その商品の中には
Amazonアカウントが凍結する原因に
繋がる恐れのあるものが
混じっている可能性があるのです。
アカウント凍結ともなれば
完全に売れないままです。
そうならない為にも
事前にアカウント凍結に繋がる
要因に検討を付けておくことが
求められるのですが
何が関連しているのでしょうか。
多くは、権利者からの
権利侵害申し立てによる凍結です。
例えば、知的財産保護の目的として
ブランド品には商標が登録されますが
それらの権利を有する商品を
権利者の断りも得ないまま
出品していた場合には
当然の如くクレームが入ります。
そのまま販売を継続すると
凍結に繋がるという訳です。
FUJIFILM、CANONといった
名前は情報として耳に入ってきますので
参考にしてください。
また、権利侵害ですが
主に海外製品製造者からの
申し立てにより
アカウント凍結となるケースが
多く報告されておりますので
その点から対策を立案しますと
Amazon輸出での取扱商品を
日本製品だけに絞るという
選択が考えられます。
まさに、この考えを基に
商品化されたAmazon輸出ツールがありますが
自分が保有するASINのリストを
JANコードに変換することにより
日本製品以外を除外します。
日本製品のJANコードは
49若しくは45から始まりますので
その特徴を活かして
アカウント凍結を防ぐ為に開発されたのが
「JANCDtoASIN」というツールです。
ここまで紹介してきてなんですが
確かに凍結対策には良いツールと言えるのですが
言い換えれば、ASINからJANに
変換するだけのツールとも言えます。
価格は「14,800円」
要するにJANが取得できれば
そこからEXCELの自動フィルタなりで
日本製品だけに絞れば良いわけですから
それなら、商品リサーチ機能を主とした
Amacon価格比較ツールを選択した方が
賢明と言えます。
Amaconでは
各種商品情報に付随して
JANの取得が可能となっていますので
商品選定と合わせて同時に
凍結対策が図れます。
権利侵害によって
泣く方は以外に多い様ですので
この機会に頭に入れておきましょう。