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【Amazon輸出ツールの応用的活用術】儲からない原因は掛け率にありました

Amazon輸出で儲けが出ない
つまり儲からない原因には
仕入れに問題がある。

と前回説明致しました。

他にも利益計算の問題
他社からの悪質行為等も
その一つとして挙げられますが
やはり多くの方が抱える問題としては
商品の仕入れが大半を占めます。

ですから
卸店舗との交渉に用いる
方法論により重点を置いた上で
説明をして参りました。

今回はAmazon輸入とは違い
Amazon輸出に関するお話しですが
Amazon輸出では、仕入先が国内店舗に
なることを考えれば
それだけで我々日本人には
商談に際し、心理的障壁が下がりますので
より行動に移しやすくなるかと思います。

ではAmazon輸出ツールを使った
卸先開拓法から説明して参ります。

Amazon輸出「Office Products」カテゴリから考える仕入法

Amazon輸出ツール 儲からない

まず前提として
小型軽量な商品を選ぶことが
Amazon輸出貿易において優位となります。

そこで文房具等の
「Office Products」カテゴリを
商品選定の例として挙げますが
時間効率化を図るために
Amacon価格比較ツールを使います。

最終的には
このツールから抽出した
ブランド名を基にして
卸先との交渉を図って頂きますが
それ以前に、「Office Products」は
小売からの仕入れでも利益が出せるのが
良いところと言えます。

Amacon価格比較ツール選択の理由は
小売仕入としての大量情報取得に優れ
加えて、ブランド名を取得できる点から
そのまま卸店舗交渉に展開できる為です。

まずは、小売として
どの程度の可能性を秘めた分野かを
実際に見ていきましょう。

Amazon輸出「Office Products」vs 小売仕入れ

Amazon輸出ツール 儲からない

Office Productsカテゴリ全体としては
10万件以上の商品点数を誇りますが
今回は、その中から1万件を対象として
商品リサーチを行いました。

その結果、国内外にて
1,000円以上の価格差が確認できる商品数が
全体の20%を超える「2,183件」です。

価格差の平均値では「10,752円」
中央値では「6,425円」となりましたので
貿易に関する諸費用を織り込んだ場合でも
充分に利益を見込める数字と言えます。

Amazon輸出「Office Products」vs 卸店舗仕入れ

Amazon輸出ツール 儲からない

そして、ここから卸先発掘へと
展開していきますが
この10,000件の抽出結果を基に
より条件を絞り込んで
卸先候補を選別していきます。

条件としたのは以下の通りです。

  • 日本在庫なし
  • 海外価格「$25 ~ $300」

余りにも条件を絞り込み過ぎると
優良な卸先を逸する可能性が高いので
最低この位にしておきます。

この「日本在庫なし」とは
Amazon.co.jpにおいて
在庫がないという意味ですので
これだけで一般的なAmazon輸出者は
仕入元が確保できない理由から
商材から外します。

次に、海外Amazonでの
販売価格帯についてですが
上限の$300には余り意味はありません。

より利益を見込む為に
$300という数字を設けただけで
ここは$500,$1000でも良いでしょう。

注目すべきは「$25」の方です。

それ以下の販売価格も対象とすれば
より商品候補は多くなりますが
Amazon輸出は貿易業ですので
国内外の配送に掛かる費用以外にも
複数の手数料が発生します。

それらを考慮して
販売価格を考えなければ
手数料に相殺されてしまいますので
最低でも$25は必要と考え
この下限を設定したまでです。

Amazon輸出「Office Products」でのブランド一覧公開

Amazon輸出ツール 儲からない

この条件の基
実に「400」を超えるブランドが
見つかりましたが
ここに新たな条件を盛り込むとすれば
その取扱商品数の多寡から
ニッチなブランドを選択するのが理想です。

他社との競争を考えれば
弱いブランドから優先的に
卸交渉を行う方が合理的と言えます。

では、その400超のブランドから
商品取扱数の高い順に
上位100社を紹介していきますので
是非参考にしてください。

中には多少被っているものが
あるかもしれませんがそこはご容赦を。

  • Toprate
  • CTLAMP
  • Kokuyo Co., Ltd.
  • Ushio
  • GZLamp
  • Phoenix
  • KINGJIM
  • Top Lamp
  • Lutema
  • Pilot
  • B. Toys
  • Karujimu-ki
  • Epson
  • Kuretake
  • Top Rate
  • Staedtler
  • PUNER Store
  • Sailor Pen
  • Pentel
  • Parker
  • Takumi Japan
  • Q Pot.
  • Canon
  • Unknown
  • Cross
  • Panasonic
  • Plus
  • Caran d’Ache
  • Aone
  • Casio
  • HP
  • Platinum
  • Waterman
  • Zebra Technologies
  • Sailor
  • Pelikan
  • Trusco
  • VANCA
  • Lamy
  • Dragonfly pencil
  • JAPAN SHOPS
  • Sharp
  • Budgerigars
  • HFY marbull
  • Nichiban Co., Ltd.
  • Japan Brand Online
  • ACME Studios Inc
  • Disney
  • Generic
  • KC,s Leather Craft
  • LIHITLAB
  • Shachihata
  • Sumitomo (3M)
  • Uni
  • HOTOKUDO
  • IZANAGI-DESIGN
  • Maruman
  • MyProjectorLamps
  • Pelican
  • Rotring
  • Xezo
  • Artisan Power
  • EX-word
  • Japan Kurinosu
  • Maruay
  • Midori
  • Movic
  • noblespark
  • Sakura Color
  • Clearprint
  • COLOR CHART
  • Dell
  • Holbein
  • Maxam
  • Nakabayashi Co., Ltd.
  • Showa Note
  • Sonic
  • Spider-Man
  • Teji
  • Xerox
  • Zack
  • Zebra
  • Avery
  • BISON DENIM
  • buzzhouse design
  • C-MAP
  • Elecom
  • Hanchen Instrument?
  • Hobby Stock
  • Ichichu
  • Itou Kinzoku Co. Ltd.
  • Kamio Japan
  • Kokuyo
  • L.e.i.
  • Lei May Fujii
  • Lexmark
  • LION
  • MARK’STYLE TOKYO
  • Mitaki
  • Mitsubishi Pencil Co., Ltd.

単純にこのブランドリストを基に
GOOGLEで連絡先を調査して
手当たり次第に交渉を掛けていくのも
良い方法かと思います。

交渉手段は、Eメールが中心となりますので
具体的な交渉手順(方法)が知りたい方は
以下の記事を参考にしてください。

また、卸からの仕入れには
掛率と単位(ロット)が仕入指標となりますので
各々、商品によってここが異なる為
事前の個別調査は必須です。

メーカー(ブランド)毎に掛率は異なり
文房具類であれば、最大5 ~ 6掛けでの
仕入れが可能になる見込みですが
平均的に見ても8掛けは見込める分野です。

故に、卸店舗を取引先として
抱えることができれば
競合他社との価格競争も不要になる訳です。

また、小売仕入に徹したい方であれば
上で示したブランド名を基に
Amacon価格比較ツール
「カテゴリ検索(Office Products)+ブランド名」を使い
より効率的に高利益率の商品を
抽出することもお勧めできます。

小売仕入れの効率化として検討の余地はあるかと思います。

物流の観点からも
Office Productsカテゴリは
小型且つ軽量でFBA納品向きですので
1品辺りの国際送料はかなり抑えられ
儲からない理由が減るでしょう。

また、これは新情報ですが
Amacon価格比較ツールを提供する
株式会社REALMSという企業が
新たに手掛ける「アマトピア」という
Amazon統合型ツールがあります。

その中で近々に
「商品リサーチ」ツール
提供開始される予定ですので
まず間違いなくAmacon価格比較ツール
上位互換版になると思われます。

そちらも併せてご確認されることを勧めます。

以上が、Amazon輸出ツールを使った
儲からない原因の解消法となりますので
一つの参考となれば幸いです。


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